のこされた鉢

無人駅の側の一軒のつぶれた商店がありました
ご主人は毎朝きっとこの鉢たちにお水をあげてたのでしょうね
駅を訪れる人たちと毎日のおなじみの挨拶を交わし
まばらに改札の無いホームに入っていく
そして電車の出発する音と共に
すべての音が消える
音が消えご主人の居なくなった風景を
この鉢たちは見続けてるんだろうな
のこされた鉢
:: のこされた鉢 :: Ricoh caplio GX :: W83.8T35
写欲ないっとき:BlogRankingに投票

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です