まほろちっくD100
         about Nikon D100

ニコン様の新製品は非常に足が速い。「いざデジタルへ」と怒号を挙げているように感じる今日この頃。F80とFM3Aを発売したこと思うと、D100-D2-そしてD70とD印連発です。しかも15万円とお手頃(?)なお値段はデジタル一眼レフは「お子様運動会」を理由にお父様達がお手を伸ばせそうなお値段の設定なのかも・・・。かつて一家に一台と言われた高級一眼レフカメラの位置がデジタル一眼レフカメラへ・・・ってなわけにはならないんだろうね。

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なーにがデジタルだ!

「なーにがデジタルだ!ニコンよそんなにデジタルがいいのか!未だに携帯にカメラが着いていないアナロガー(?)な僕をあざ笑ってるのだろう。う~ん負けはせんぞー。現像お家でDTPだって?撮った写真がすぐ見られるだって?じょーだんじゃねー現像から上がってくる待ち遠しさをどうしてくれるんだ。なーにがデジカメだ所詮風景をスキャンする電子情報処理端末なのだ。なーにがなにが電子信号を並べるだけの機械なんかに「男の極」ってもんが伝わってたまるか!」 そんなお人には「実験」が一番。・・・って訳で某所よりお頼み嘆願で「D100」借りて参りました。

おっ!

たちまち構えてみるか・・・おっ!これはなかなかカメラとしての持ち心地が伝わってくるじゃないですか。ファインダーを覗いてみる。んっ!まあこんなもんだろう・・・といってもデジカメらしくない。ピントあわせ・・はやっ!。シャッターを押してみるか・・・トシュ・・・。悪くない。というよりアナカメ(アナログカメラ)とかわらんじゃないか。これ。しかも質感的にも感触適にもかなり良い感じ。どれいっちょ本番だ。・・・・・・・・・・・・なんと。こりゃ有る意味たまらんです。なんと言っても「簡単感嘆感歎」なのねこれ。早いしフィルム気にしないで良いし。あっちゅう間に50枚撮っちゃった。さてマイパソコンで見てみるか。って・・・重い。流石600万画素はだてじゃない情報量。併せてやっぱり綺麗。撮り始めてからここまでの所要時間が1時間も経っていない。F4くんで1本フィルムを通して2時間とする。カメラ屋さんに往復10分と現像時間3時間。フィルムスキャナーで読み込んで2時間としても7時間と10分。いやはやおそろしー状況だ。7年かかるものが1年で・・・。ん~ん。いやはやいやはや。

なんの

いやいやこんなことぐらいでは騙されません(←誰も騙してない)所詮デジカメ。FE2やF4のように直感的な操作にはかなわんだろう!あれっかなりいい感じ。露出補正も非常に簡単にボタン一個おしたまんまダイヤルクルッ。これは馴染む使い心地。よしでは露出優先のAモード撮影は・・・というまでもなくやはりクルクルダイヤルすればこれまた自由自在。しかも操作しやすいときた。・・・・まあ当たり前なのだこのくらい。考えてみればデジタル一眼レフD100の性能というより現在のニコンのカメラに共通の操作性ではないか(←なにを今更)。ではディスプレイ周りのデジタルカメラならではのボタン達はどうだろう。何となく使い方はわかるものの・・・マニュアルぐらい借りとくべきだった。適当に使えばそれなりに。おおファインダーの設定がある・・。おーーーーースクリーンがかわった!!!格子が現れた!!!。これは感動!さてとデジカメだもんね。えーっとチューリップボタンは・・・あるわけねーよねやっぱり。
たぶんWEB上さいてーなレビューをしてるような気がしてきた。

なんと

ではいつもの場所に夕景撮影しに行ってみる。これは驚いた。確認しながら撮影でるってこんなにいいものか・・・というか。いままでしょっぱい失敗を繰り返した理由がわかる。補正を掛けても異常にかけることのイメージのちがい。フィルターのかけ方からわかりやすいにも程がある。しまいには簡単なためにこれだけ行動が楽になると余裕ってのが生まれてくる。アングルからいろいろ探求心が沸いてくる。こういうものなんだデジタルって・・・。しかもこれは案外デジタル一眼レフでなしえることかもしれない。何にせよ楽しい。皆さんも私みたいに先入観だけで物事を考えないようにしましょうね。
「新しい物を認めない事は未来を失うことになる」
とはよくいったものですね。

 

おぉぉぉ夕日のメインイベントタイム。夕日が山に隠れ始めた・・・。よしよしよし・・・ん!なに?急にう・・ご・・か・・。バッテリー切れかよ!!。

D100かなり楽しいと実感致しました。ごめんなさい私がわるーございました。これでゆっくり待てますね。作ってくださいニコン様DM3A(デジタルMF一眼レフ)待ってます。

-2004.2.23