御近隣のサエダでネガフィルムを買い少し携帯電話の時計を気にしつつ自転車にまたがり卒園式会場に向かう。久しぶりのフラッシュの出番に電池の残量が少し不安だったので横断歩道前で信号待ちを利用して単体でチェックしてみる。・・・・電池がない・・・。しかしだ何時までも僕も初心者ではない。このくらいの事は予想済みの事でトラブルではないのだ。なぜならこんな時のために僕のカメラバックには単三電池x8本がストックしてるのである。早速電池を入れ替えて・・・・みても
・・・・あれ・・やっぱりダメだ・・・・。
僕の予想と対策は何故だか簡単に覆るのである。
顔を青ざめ何かに祈るように必死の形相で最寄りのコンビニに電池を求める僕は非常に滑稽に写ったでしょう。
・・・・よかった・・・・
何故だかコンビニの電池には反応を示す僕のフラッシュ。何がいけないと考えてる暇もないのであわてて卒園式会場へ。
僕は父兄来賓の席につきF4くんの準備を始める。F4くんにフラッシュを取り付け・・・あれ今度はフラッシュがF4くんと連動しない。いつもながら接触が悪いようだったが一回フラッシュを空光りさせると直る(←これまた何故直るか意味不明)。しかし既に会場はすぐにでも式開始しようという厳かな雰囲気。僕はここでフラッシュさせると煩わしいと思い何も考えることなくフラッシュの前に光がもれないように手をあてて・・・解放・・・
「あじぃぃぃ・・・・」
知りませんでした。フラッシュ発光時にあんなに熱が出るとは。まあ考えてみれば当たり前・・・なんだろうけど。苦行をこなした僕のお手々はひりひりと・・・
卒園式というお堅い場ではこぎみよく粋でキュートなコンパクトカメラで式後の子供達を簡単にスナップしてみたり集合写真を撮っていた方がよかったのではとも思ったりする。そこを敢えてF4くんというのはなにより今回の僕の手のなかのF4くんにはなんと望遠オートフォーカスズームレンズが装備されてたからかもしれない。