F4を選んだ訳 その壱 |
突然ではありますが私の手元に憧れのNikon
F4があります。 |
理想のカメラ像 |
僕のカメラとしての魅力の一つとして「相棒」または「友達」なる考えが存在します。何時までもどこへでも変な注文でも私に付いてきてくれそうな何とも都合のいいカメラと言うのがテーマです。 |
カメラメーカーの選択肢 |
カメラと言えばメーカーは国産から外物からいくつもメーカーがあります。僕の写真撮影技術程度ではしかしどのメーカーのカメラを使おうと
いっこうに構わないぐらい綺麗に映ってしまうでしょう。しかしメーカー決定は実は非常に重要で各メーカーにはそれぞれ専用のマウント(レンズ取り付け部)
とそのレンズ陣営が用意されている。その為一つメーカーを決めてしまうと他メーカーのカメラ本体にはレンズの利用がしにくい。万人がうまいと言うラーメン屋が数件あっても人によって「俺はこっちの方がうまい」などとこだわる物の場合「自分の店」を決めたがる。私も例に漏れず私なり「なじみの店」を決めたいと
のぼせ上がりつつ廻りの経験深き意見者達から情報を集めてみた。 |
主な国内産3大メーカー達 |
Canon(読み方はキャノンでなくて"キヤノン"らしい) |
気になるサポートの違い |
しかし一つ気になることがある。前文にも少しふれたがサポートサービスについてである。実際カメラを購入しても故障時に1ユーザーの為にメーカーはどのくらいのサービスをしてくれるのだろう。私の場合はNiftyに正規Nikonサポートの電子会議室「ニコンステーション」が非常にお気に入りでここではユーザーとメーカーのやりとりが垣間見る事が出来
る。 |
刷り込められていた記憶 |
随分と過去の話になるが私が中学のとき友人にCanonとNikonの違いを説かれたことがある。当時の友人の熱意は覚えているが残念ながら当時全く興味のなかった 僕には彼の言った事の一部しか記憶に残らなかった。それは「Nikonは本体が金属だから丈夫でいいがCanonはプラスチックじゃけーの!!ちゃちいぜ!じゃけど のうCanonのオートフォーカスは本体にモーターが内蔵してるけんレンズは安くてしかも早いんじゃ。Nikonはレンズの方にについてんるんじゃ!だからこれが重いんだけどそれがまたいいんじゃ!」当時の 僕には意味はさっぱりであった。きっと彼は中学生の頃既にカメラに対して今の僕と同じ思いをいだいていたのだろう。 しかし彼が僕に伝えた事はそれだけではなかった。彼に出発した瞬間のスペースシャトルを縦位置で写されたNikonのカレンダーかポスターを見せられ た。その迫力と鮮明さに大変驚いた事を覚えている。入り組んだダクトから落ちる水蒸気の氷がはがれ落ちる姿もくっきり表現されていた。それ以来今までカメラに特別の興味を待たず来た 僕はそのときの事がすり込みになり未だ頭の中のスペースシャトルが消せないでいる。しかし僕にこの強烈なすり込みをした本人には残念ながら不幸にも会えなくなってしまった。おかげで余計にNikonと言うメーカーに妙な感情が入ってしまう のです。 出来ればもう一度その写真を見てみたいのですがもし文中の写真に心当たりがある方がいらしたら是非ご一報ください。 |
Nikonに決定 |
長々とした取り留めのない文章をここまで読んで頂いて本当にありがとうございます。さて、カメラメーカーは決まりました。しかし更にF4にたどり着くには数々のライバルが存在します。次回 「F4を選んだ訳 その弐」は機種絞り込みがテーマに。 -2000.3.23 |